アップルは、iPhoneやMacで仮想通貨をマイニングすることを禁止しました。
マイニングとは何?と思うかもしれませんが、
これは仮想通貨のニュースとしては重要なので、この機会に確認しておきましょう。
仮想通貨のマイニングとは?

仮想通貨のマイニングとは採掘作業のことです。
仮想通貨は取引のイメージが強いかもしれませんが、
毎日新しい通過が発行されています。
ビットコインなら10分に1回新しいコインが発行されています。
ではこの新しく発行されたコインは誰のもとに行くのかというと、
マイニング作業をしている人のところです。
ビットコインは取引の時に取引を記録するための計算を行っています。
この計算を誰が行っているのかというとマイニングをしている人です。
マイニングとは取引の計算を行った報酬として、新規の仮想通貨を受け取る仕組みです。
特定の誰かではなく、大勢の利用者で取引のための計算を行うことで、安全性を保っているのです。
そして取引に貢献した人に新規の仮想通貨を付与することで成り立っています。
この仕組みを考えた人は天才ですね。
日本円は日銀が管理していますが、ビットコインは特定の誰かが管理する必要がありません。
マイニングする人が計算することで取引が管理されるので、
多くの人によって監視されます。
これにより取引の安全性は勿論、手数料も法定通貨より安く済むので、
従来の通過より経済活動に貢献します。
仮想通貨に投資するかはともかく、仮想通貨の学習は必須でしょう。
アップルがiPhoneやMacで仮想通貨のマイニングを禁止した理由
マイニングの計算はPCを使って行います。
ネットに繋がっていれば(効率は落ちるが)他の作業をしながらでもマイニングできます。
ここで問題になったのが、勝手にマイニングするアプリの出現です。
勿論、アプリを使用している人ではなくアプリの運営者がマイニングをしたことになるので、
アプリユーザーは仮想通貨を得られません。
これはウイルスと対して変わらないので、アップルは禁止にしたと考えられます。
iPhoneのバッテリーが無駄に消費されるなど、ユーザーにとってもデメリットばかりなので、
妥当な判断と言えます。
全く気づかない間にマイニングに利用されている可能性がありましたが、
今後はそんな心配をする必要はなくなるはずです。
ビットコインへの影響は?
アップルのマイニング禁止処理も仮想通貨規制の一環と言えなくないですが、
ビットコインなどには影響はあるのでしょうか?
マイニングに必要な計算は複雑なので、iPhoneやスマホでやったところで大した稼ぎにはなりません。
問題となったアプリは他人のデバイスを利用して稼げるので問題しかありませんでしたが、
普通にマイニングする分には何も影響ないと言っていいでしょう。
個人でマイニングする場合も最低でもゲーミングPCぐらいのスペックはあった方がいいので、
iPhoneでマイニングできなくなったところで、ほとんど影響はないでしょう。
因みにマイニングは普通の仮想通貨取引に投資するのとは、違ったメリットがあります。
マイニングそのものに多少のコストがかかりますがそれ以上の価値の仮想通貨を採掘できれば、
利益となるので、暴落の可能性がないのは強みです。
仮想通貨については投資しないとしてもこれからの時代を生きていくには、学んでおくべきです。
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